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午後2時、半日市内観光を済ませたツアーは一旦解散。オプショナルツアー「モンマルトルの丘とサクレクール寺院観光」に参加する人と自由行動の人に分かれます。<br /><br />私たちは自由行動組。<br />旅行前に立てた大まかな計画では、内装が豪華なオペラ・ガルニエとステンドグラスが美しいサント・シャペルへ行くつもりでしたが、シャルトルでノートルダム大聖堂の素晴らしいステンドグラスを見てしまった後です。サント・シャペルでそれを上回る感動が得られるだろうか。サント・シャペルはかなり並ぶことになると聞いていたこともあり、ここへ来てサント・シャペルへ行くかどうか迷ってしましました。<br /><br />そんな迷いを実際に行かれたことのある新婚旅行のHさん奥様にちらりと話してみました。Hさん奥様はグイグイ主張する方ではありません。それでもちょっと考えられた後、「やっぱりサント・シャペルへは行かれた方がいいと思いますよ」と。<br /><br />これで決まりです。迷いは吹っ切れました。オペラ・ガルニエとサント・シャペルへ行き、時間があればノートルダム寺院へも行くことにします。<br /><br />夜は、再集合して夕食を食べた後、本来ならばバスでホテルまで帰るのですが、私たちはそこでツアーを離団し、セーヌ川クルーズをすることにしました。<br /><br />夜9時発のバトーパリジャン・セーヌ川クルーズは遅い時間にも関わらず満員御礼の大盛況。エッフェル塔の下から出発してぐるりと一周し、船着き場へ戻って来た乗客を素敵な光景が待ち受けていました。<br /><br />パリの初日を満喫した、そんなフリータイムの様子をご覧ください。<br /><br />なお、表紙写真はオペラ・ガルニエのグラン・フォワイエ(大広間)です。まるでヴェルサイユ宮殿の鏡の間のような豪華さ。ここは人も少ないのでお勧めです。<br /><br />では、パリの自由行動、しゅっぱ〜つ。<br /><br /><br />〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜<br /><br />旅行のスケジュール<br />1日目 4月25日(木) 夜、成田発<br />2日目 4月26日(金) 早朝、パリ着<br />            バスでルーアンへ移動<br />            ルーアン観光<br />            エトルタへ移動<br />            アルセーヌ・ルパンの家見学<br />            ガレットとクレープの昼食<br />            エトルタの海岸観光<br />            バスで移動してモン・サン・ミッシェル対岸のホテルに宿泊<br />            夕食後、夕暮れのモン・サン・ミッシェル<br />3日目 4月27日(土) 朝のモン・サン・ミッシェル<br />            モン・サン・ミッシェル修道院観光<br />            オムレツ他の昼食<br />            午後、バスで移動してトゥールに宿泊<br />4日目 4月28日(日) ロワール地方古城観光<br />            アンボワーズ城外観<br />            シュノンソー城見学<br />            シュノンソー城敷地内のレストラン「オランジュリー」にて昼食<br />            シャンボール城見学<br />            夕方、シャルトル大聖堂見学<br />            バスで移動、パリ泊<br />5日目 4月29日(月) ルーヴル美術館<br />            車窓からパリ市内観光<br />            セーヌ河岸沿いのレストラン「ル・ビストロ・パリジャン」にて昼食  <br />            午後フリータイムを利用して<br />           ★オペラ・ガルニエ<br />           ★サント・シャペル<br />           ★ノートルダム寺院<br />           ★バトー・パリジャンでセーヌ川クルーズ<br /><br />6日目 4月30日(火) ヴェルサイユ宮殿観光<br />            午後、フリータイムを利用して<br />            オルセー美術館<br />            凱旋門<br />7日目 5月1日(祝) ジヴェルニーのモネの家と庭園<br />            午後フリータイムを利用して<br />            サクレクール寺院<br />            夜遅くパリ発<br />8日目 5月2日(木) 夕方、成田着 

美しき北フランス8日間<9> 5日目 「オペラ・ガルニエ サント・シャペル ノートルダム寺院 夕暮れのセーヌ川クルーズ 」

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2013/04/29 - 2013/04/29

1931位(同エリア16401件中)

6

96

ニッキー

ニッキーさん

午後2時、半日市内観光を済ませたツアーは一旦解散。オプショナルツアー「モンマルトルの丘とサクレクール寺院観光」に参加する人と自由行動の人に分かれます。

私たちは自由行動組。
旅行前に立てた大まかな計画では、内装が豪華なオペラ・ガルニエとステンドグラスが美しいサント・シャペルへ行くつもりでしたが、シャルトルでノートルダム大聖堂の素晴らしいステンドグラスを見てしまった後です。サント・シャペルでそれを上回る感動が得られるだろうか。サント・シャペルはかなり並ぶことになると聞いていたこともあり、ここへ来てサント・シャペルへ行くかどうか迷ってしましました。

そんな迷いを実際に行かれたことのある新婚旅行のHさん奥様にちらりと話してみました。Hさん奥様はグイグイ主張する方ではありません。それでもちょっと考えられた後、「やっぱりサント・シャペルへは行かれた方がいいと思いますよ」と。

これで決まりです。迷いは吹っ切れました。オペラ・ガルニエとサント・シャペルへ行き、時間があればノートルダム寺院へも行くことにします。

夜は、再集合して夕食を食べた後、本来ならばバスでホテルまで帰るのですが、私たちはそこでツアーを離団し、セーヌ川クルーズをすることにしました。

夜9時発のバトーパリジャン・セーヌ川クルーズは遅い時間にも関わらず満員御礼の大盛況。エッフェル塔の下から出発してぐるりと一周し、船着き場へ戻って来た乗客を素敵な光景が待ち受けていました。

パリの初日を満喫した、そんなフリータイムの様子をご覧ください。

なお、表紙写真はオペラ・ガルニエのグラン・フォワイエ(大広間)です。まるでヴェルサイユ宮殿の鏡の間のような豪華さ。ここは人も少ないのでお勧めです。

では、パリの自由行動、しゅっぱ〜つ。


〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜

旅行のスケジュール
1日目 4月25日(木) 夜、成田発
2日目 4月26日(金) 早朝、パリ着
            バスでルーアンへ移動
            ルーアン観光
            エトルタへ移動
            アルセーヌ・ルパンの家見学
            ガレットとクレープの昼食
            エトルタの海岸観光
            バスで移動してモン・サン・ミッシェル対岸のホテルに宿泊
            夕食後、夕暮れのモン・サン・ミッシェル
3日目 4月27日(土) 朝のモン・サン・ミッシェル
            モン・サン・ミッシェル修道院観光
            オムレツ他の昼食
            午後、バスで移動してトゥールに宿泊
4日目 4月28日(日) ロワール地方古城観光
            アンボワーズ城外観
            シュノンソー城見学
            シュノンソー城敷地内のレストラン「オランジュリー」にて昼食
            シャンボール城見学
            夕方、シャルトル大聖堂見学
            バスで移動、パリ泊
5日目 4月29日(月) ルーヴル美術館
            車窓からパリ市内観光
            セーヌ河岸沿いのレストラン「ル・ビストロ・パリジャン」にて昼食  
            午後フリータイムを利用して
           ★オペラ・ガルニエ
           ★サント・シャペル
           ★ノートルダム寺院
           ★バトー・パリジャンでセーヌ川クルーズ

6日目 4月30日(火) ヴェルサイユ宮殿観光
            午後、フリータイムを利用して
            オルセー美術館
            凱旋門
7日目 5月1日(祝) ジヴェルニーのモネの家と庭園
            午後フリータイムを利用して
            サクレクール寺院
            夜遅くパリ発
8日目 5月2日(木) 夕方、成田着 

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
グルメ
4.0
ショッピング
4.5
交通
4.5

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  • ツアー解散後、オプショナルツアーでモンマルトルへ行く人と、フリータイムを自由に過ごす人に分かれました。<br />私たちは自由行動組。<br />4時間半のフリータイムです。<br />まずはオペラ・ガルニエへ行くことにしました。<br /><br />19世紀半ばまでのパリは建物が密集し、狭い路地には悪臭が立ち込めていたと言います。<br />19世紀後半、ナポレオン3世はオスマン男爵に命じ、清潔で近代的な街づくりを目指してパリの大改造に乗り出します。<br />オペラ・ガルニエはそんなパリ大改造工事の一環として建築されたものです。<br />デザインは公募され、当時無名の若手建築家シャルル・ガルニエの作品が採用されました。<br />大規模な区画整理をして、オペラ座正面からルーブルへ続く大通りもその時作られました。<br /><br />オペラ・ガルニエの壮麗な建物はオペラ大通りから見るのが一番絵になるんですが、この日はそこに足場のようなものが組んであったので写真を撮る気にならなかったようで、正面の写真はろくなものが残っていません。

    ツアー解散後、オプショナルツアーでモンマルトルへ行く人と、フリータイムを自由に過ごす人に分かれました。
    私たちは自由行動組。
    4時間半のフリータイムです。
    まずはオペラ・ガルニエへ行くことにしました。

    19世紀半ばまでのパリは建物が密集し、狭い路地には悪臭が立ち込めていたと言います。
    19世紀後半、ナポレオン3世はオスマン男爵に命じ、清潔で近代的な街づくりを目指してパリの大改造に乗り出します。
    オペラ・ガルニエはそんなパリ大改造工事の一環として建築されたものです。
    デザインは公募され、当時無名の若手建築家シャルル・ガルニエの作品が採用されました。
    大規模な区画整理をして、オペラ座正面からルーブルへ続く大通りもその時作られました。

    オペラ・ガルニエの壮麗な建物はオペラ大通りから見るのが一番絵になるんですが、この日はそこに足場のようなものが組んであったので写真を撮る気にならなかったようで、正面の写真はろくなものが残っていません。

  • で、これは側面の写真です。<br /><br />ツアーが解散となった香水ショップ、フラゴナールとは目と鼻の先。<br />歩いてオペラ・ガルニエへ向かいます。<br />見学者入口は西側になります。<br /><br />意欲満々で行ったのに、この時間はホール(ステージと客席)は使用中につき見学できないと書かれていました。<br /><br />残念ですが、出直す時間もないので見学を決行します。<br />それでも入場料は割り引きなしの9ユーロ。<br />うーん、せめて割り引きしてくれたら納得するのになー。<br /><br />ちなみに翌日行ったメンバーもいましたが、翌日も見られなかったそうです。

    で、これは側面の写真です。

    ツアーが解散となった香水ショップ、フラゴナールとは目と鼻の先。
    歩いてオペラ・ガルニエへ向かいます。
    見学者入口は西側になります。

    意欲満々で行ったのに、この時間はホール(ステージと客席)は使用中につき見学できないと書かれていました。

    残念ですが、出直す時間もないので見学を決行します。
    それでも入場料は割り引きなしの9ユーロ。
    うーん、せめて割り引きしてくれたら納得するのになー。

    ちなみに翌日行ったメンバーもいましたが、翌日も見られなかったそうです。

  • オペラ・ガルニエはミュージカル「オペラ座の怪人」好きの私としてはぜひとも見たかった所です。<br /><br />見学者入口を入ると「常連客のロトンダ」と呼ばれる薄暗い部屋。<br />その奥にピュティアの泉と言われるコーナーがあって銅像が建っています。<br /><br />天井の彫り物。<br />なんて美しいんでしょう。<br /><br />この辺り、私はすでにファントム(怪人)の雰囲気を感じ取って一人感激。<br /><br />ファントムのアジトはオペラ座の地下にあります。<br />ヒロイン、クリスティーヌがファントムに手を引かれ、小舟に乗って地下水路を進む幻想的なシーンを思い出します。<br />お話はフィクションですが、オペラ座には本当に地下水路があるようですよ。<br />それから屋上で養蜂もやっているんだとか。<br /><br />どうしてそんなことを知っているかと言うと、以前テレビで見たんです。「パリ・オペラ座のすべて」という映画を。<br />映画の中では団員の日々たゆまぬ努力や衣装作りの苦労なども知ることができました。<br /><br />ピュティアの泉の両側に階段があります。<br />階段を上がると・・・

    オペラ・ガルニエはミュージカル「オペラ座の怪人」好きの私としてはぜひとも見たかった所です。

    見学者入口を入ると「常連客のロトンダ」と呼ばれる薄暗い部屋。
    その奥にピュティアの泉と言われるコーナーがあって銅像が建っています。

    天井の彫り物。
    なんて美しいんでしょう。

    この辺り、私はすでにファントム(怪人)の雰囲気を感じ取って一人感激。

    ファントムのアジトはオペラ座の地下にあります。
    ヒロイン、クリスティーヌがファントムに手を引かれ、小舟に乗って地下水路を進む幻想的なシーンを思い出します。
    お話はフィクションですが、オペラ座には本当に地下水路があるようですよ。
    それから屋上で養蜂もやっているんだとか。

    どうしてそんなことを知っているかと言うと、以前テレビで見たんです。「パリ・オペラ座のすべて」という映画を。
    映画の中では団員の日々たゆまぬ努力や衣装作りの苦労なども知ることができました。

    ピュティアの泉の両側に階段があります。
    階段を上がると・・・

  • おおー!<br />そこには宮殿のように豪華な空間が広がっていました。<br /><br />ここが有名な大階段の広間です。<br /><br />ひと際目立つブロンズの大燭台。<br />光の束を手に持つ女性の像になっています。

    おおー!
    そこには宮殿のように豪華な空間が広がっていました。

    ここが有名な大階段の広間です。

    ひと際目立つブロンズの大燭台。
    光の束を手に持つ女性の像になっています。

  • 大理石の大階段。<br />燦然と光り輝くシャンデリア。<br />柱、天井画・・・。<br />すばらしい。<br /><br />かつては着飾った上流階級の人々が行き交ったであろうこんな場所にカジュアルな服装で堂々と入れるなんて、今の時代に生まれて良かった〜。<br /><br />ミュージカル「オペラ座の怪人」のワンシーン「マスカレード」を歌い踊るシーンはここを想定したものですね。

    大理石の大階段。
    燦然と光り輝くシャンデリア。
    柱、天井画・・・。
    すばらしい。

    かつては着飾った上流階級の人々が行き交ったであろうこんな場所にカジュアルな服装で堂々と入れるなんて、今の時代に生まれて良かった〜。

    ミュージカル「オペラ座の怪人」のワンシーン「マスカレード」を歌い踊るシーンはここを想定したものですね。

  • ミュージカル「オペラ座の怪人」では、冒頭に観客をびっくりさせる仕掛けが待っています。<br /><br />ミュージカルを基にした2004年の映画でも、私は冒頭のシーンが好きです。<br /><br />オークションにかけられたオペラ座の大シャンデリアのカバーが取り払われたとたん、みるみる時が50年さかのぼります。次々に照明に灯が入り、くすんだ彫像は埃が吹き飛んで金ぴかに。画面は白黒からカラーになって赤いベルベットの客席華やかなりし頃のオペラ座が蘇るんです。

    ミュージカル「オペラ座の怪人」では、冒頭に観客をびっくりさせる仕掛けが待っています。

    ミュージカルを基にした2004年の映画でも、私は冒頭のシーンが好きです。

    オークションにかけられたオペラ座の大シャンデリアのカバーが取り払われたとたん、みるみる時が50年さかのぼります。次々に照明に灯が入り、くすんだ彫像は埃が吹き飛んで金ぴかに。画面は白黒からカラーになって赤いベルベットの客席華やかなりし頃のオペラ座が蘇るんです。

  • この向こうは客席へ入る半円形廊下になっています。

    この向こうは客席へ入る半円形廊下になっています。

  • これは正面バルコニー席へ至るドアでしょうか?<br /><br /><br />今日はホールを見ることはできませんが、内部はとても豪華なのだとか。<br /><br />ホールにはシャガールの天井画に重さ8トンのクリスタル・シャンデリア。<br />赤いベルベット張りの座席が1900席。<br />桟敷席は5階まであるそうです。

    これは正面バルコニー席へ至るドアでしょうか?


    今日はホールを見ることはできませんが、内部はとても豪華なのだとか。

    ホールにはシャガールの天井画に重さ8トンのクリスタル・シャンデリア。
    赤いベルベット張りの座席が1900席。
    桟敷席は5階まであるそうです。

  • オペラ座ではバレエやオペラが上演されて来たということで、3階にはオペラ座の歴史を見ることのできる博物館と図書館がありました。<br /><br /><br />かつての天井画やプリマドンナの肖像画、舞台セットのミニチュア、舞台衣装などが展示されていました。

    オペラ座ではバレエやオペラが上演されて来たということで、3階にはオペラ座の歴史を見ることのできる博物館と図書館がありました。


    かつての天井画やプリマドンナの肖像画、舞台セットのミニチュア、舞台衣装などが展示されていました。

  • ここは3階、アヴァン・フォワイエと呼ばれる場所。<br />回廊のようになっています。<br /><br />天井はヴォールト天井。<br />きらびやかな金地にモザイクで装飾されています。

    ここは3階、アヴァン・フォワイエと呼ばれる場所。
    回廊のようになっています。

    天井はヴォールト天井。
    きらびやかな金地にモザイクで装飾されています。

  • そしてその隣に目の眩むように豪華なグラン・フォワイエ(大広間)がありました。<br />観客たちが幕間のひと時を過ごした場所です。<br /><br />これはすごい。<br />まるでヴェルサイユ宮殿の鏡の間のようです。<br /><br />かつてはここが上流階級の人々の社交の場になったんですねー。<br /><br />グラン・フォワイエは長さ58メートル、幅13メートル、高さ18メートル。<br /><br />金で縁取られた天井画。<br />高低2段になったシャンデリア。<br />美しい柱の数々。<br /><br />この部屋はオペラ大通りに面して窓があるため、明るく広く感じられます。<br /><br />ここは人もそれほど多くないので、フランス建築芸術の豪華さを見たい方にはお勧めです。

    イチオシ

    そしてその隣に目の眩むように豪華なグラン・フォワイエ(大広間)がありました。
    観客たちが幕間のひと時を過ごした場所です。

    これはすごい。
    まるでヴェルサイユ宮殿の鏡の間のようです。

    かつてはここが上流階級の人々の社交の場になったんですねー。

    グラン・フォワイエは長さ58メートル、幅13メートル、高さ18メートル。

    金で縁取られた天井画。
    高低2段になったシャンデリア。
    美しい柱の数々。

    この部屋はオペラ大通りに面して窓があるため、明るく広く感じられます。

    ここは人もそれほど多くないので、フランス建築芸術の豪華さを見たい方にはお勧めです。

  • この部屋では音楽や竪琴が装飾のメイン・モチーフになっているそうです。<br /><br />隣りの部屋への入口の上にも竪琴のモチーフがあります。

    この部屋では音楽や竪琴が装飾のメイン・モチーフになっているそうです。

    隣りの部屋への入口の上にも竪琴のモチーフがあります。

  • 燭台もこんなの〜。

    燭台もこんなの〜。

  • シャンデリアと金の装飾、天井画・・・<br /><br />豪華さの極致です。

    イチオシ

    シャンデリアと金の装飾、天井画・・・

    豪華さの極致です。

  • グラン・フォワイエからオペラ大通りに面するロッジア(開廊)に出ることができました。

    グラン・フォワイエからオペラ大通りに面するロッジア(開廊)に出ることができました。

  • ロッジアの天井も豪華です。<br /><br />真上には泣きべそをかいたような人の絵が。

    ロッジアの天井も豪華です。

    真上には泣きべそをかいたような人の絵が。

  • ロッジアから見たオペラ大通り。<br /><br />まっすぐルーブル美術館の方へ延びています。<br />花の都パリも、近代都市を目指した大改造工事の賜物なんですね。<br /><br /><br />ところで、右手に鉄パイプの足場のようなものが建てられているの、わかりますか?<br /><br />家に帰ってオペラ・ガルニエの写真をチェックしてみたら、正面から撮った写真がありませんでした。<br />しまったな〜。<br />この足場と工事車両が景観を邪魔していたため、正面からの写真を撮る気にならなかったのだと思います。

    ロッジアから見たオペラ大通り。

    まっすぐルーブル美術館の方へ延びています。
    花の都パリも、近代都市を目指した大改造工事の賜物なんですね。


    ところで、右手に鉄パイプの足場のようなものが建てられているの、わかりますか?

    家に帰ってオペラ・ガルニエの写真をチェックしてみたら、正面から撮った写真がありませんでした。
    しまったな〜。
    この足場と工事車両が景観を邪魔していたため、正面からの写真を撮る気にならなかったのだと思います。

  • 3階にはロトンダという円形の部屋やサロンもありました。<br /><br />これは「太陽のロトンダ」と呼ばれる部屋の天井です。<br /><br />この天井、いいでしょう?<br />燦然と輝く太陽の中心に2匹のサラマンダーが描かれています。

    3階にはロトンダという円形の部屋やサロンもありました。

    これは「太陽のロトンダ」と呼ばれる部屋の天井です。

    この天井、いいでしょう?
    燦然と輝く太陽の中心に2匹のサラマンダーが描かれています。

  • 「グラシエのサロン」と呼ばれる円形の部屋。<br /><br />窓が多くて明るい部屋です。<br />柱ごとにヨーロッパ、アフリカ、アジアなど世界の女性の絵が飾られていました。

    「グラシエのサロン」と呼ばれる円形の部屋。

    窓が多くて明るい部屋です。
    柱ごとにヨーロッパ、アフリカ、アジアなど世界の女性の絵が飾られていました。

  • 出口近くにはショップがあって、バレエシューズのストラップとかバッグとかおもしろいものをたくさん売っていました。<br /><br />私はシャガールの天井画の手鏡を買いました。<br />この日、見られませんでしたからね。

    出口近くにはショップがあって、バレエシューズのストラップとかバッグとかおもしろいものをたくさん売っていました。

    私はシャガールの天井画の手鏡を買いました。
    この日、見られませんでしたからね。

  • 見学者コースの出口です。<br /><br />見学としては最後に通ることになりましたが、この奥に大階段の広間があるので、もともとここがオペラ座の玄関ホールだったのではないでしょうか。<br /><br />今はバスティーユに新オペラ座ができたため、区別するためオペラ・ガルニエとかパレ・ガルニエと呼ばれていますが、パリのオペラ座と言えば、やっぱりこちらのイメージが強いですよね。<br /><br />客席が見られなかったのは残念でしたが、名高いパリのオペラ座は想像を超えた豪華さでした。

    見学者コースの出口です。

    見学としては最後に通ることになりましたが、この奥に大階段の広間があるので、もともとここがオペラ座の玄関ホールだったのではないでしょうか。

    今はバスティーユに新オペラ座ができたため、区別するためオペラ・ガルニエとかパレ・ガルニエと呼ばれていますが、パリのオペラ座と言えば、やっぱりこちらのイメージが強いですよね。

    客席が見られなかったのは残念でしたが、名高いパリのオペラ座は想像を超えた豪華さでした。

  • サント・シャペルへ行くためシテ島へ移動します。<br />初めてパリの地下鉄に乗ってみます。<br /><br />ツアーでカルネ(回数券)を一人5枚ずつもらったので、さっそく使います。<br /><br />自動改札機は切符を入れると刻印されてすぐに出て来るので、それを引き抜くと通れるようになります。<br />降りる時に切符の回収がないため、使用済みの切符と未使用の切符がごちゃ混ぜにならないように気をつけた方がいいです。<br /><br />それから添乗員さんから教えてもらったことなんですが、行きたい方向の最終駅の名前を調べておくこと。<br />慣れないうちはうっかり向きを間違えそうになるので、これ、大切です。<br /><br />少し慣れて来ると、地下通路の分岐点に7号線なら7号線の路線図が張り出されているので、それを見て正しいプラットホームまで進めるようになります。<br /><br />降りる時、ドアは完全自動のもあるそうですが、私たちが乗った車両はすべて乗客が操作するタイプでした。ドアについてるボタンをプッシュするかレバー式の場合はレバーを上げます。最初は他の人がやるのをじっと観察。そのうち自分でできるようになると、プシュー、これが楽しい〜♪。特にレバー式は面白いです。勇んで早く開けすぎて、まだ電車が完全停止してないこともありました。(^_^;

    サント・シャペルへ行くためシテ島へ移動します。
    初めてパリの地下鉄に乗ってみます。

    ツアーでカルネ(回数券)を一人5枚ずつもらったので、さっそく使います。

    自動改札機は切符を入れると刻印されてすぐに出て来るので、それを引き抜くと通れるようになります。
    降りる時に切符の回収がないため、使用済みの切符と未使用の切符がごちゃ混ぜにならないように気をつけた方がいいです。

    それから添乗員さんから教えてもらったことなんですが、行きたい方向の最終駅の名前を調べておくこと。
    慣れないうちはうっかり向きを間違えそうになるので、これ、大切です。

    少し慣れて来ると、地下通路の分岐点に7号線なら7号線の路線図が張り出されているので、それを見て正しいプラットホームまで進めるようになります。

    降りる時、ドアは完全自動のもあるそうですが、私たちが乗った車両はすべて乗客が操作するタイプでした。ドアについてるボタンをプッシュするかレバー式の場合はレバーを上げます。最初は他の人がやるのをじっと観察。そのうち自分でできるようになると、プシュー、これが楽しい〜♪。特にレバー式は面白いです。勇んで早く開けすぎて、まだ電車が完全停止してないこともありました。(^_^;

  • サント・シャペルの最寄駅は4号線のシテ駅ですが、乗り換えるのも面倒なので、私たちはシャトレ駅で降りて、歩いてシテ島へ向かいました。<br /><br />サント・シャペルへ向かうと、最高裁判所の立派な門がありました。<br />門だけ見ると、まるでヴェルサイユ宮殿ですね。<br /><br />目的のサント・シャペルの入口はこの左手です。<br />人が並んでいるのですぐにわかります。

    サント・シャペルの最寄駅は4号線のシテ駅ですが、乗り換えるのも面倒なので、私たちはシャトレ駅で降りて、歩いてシテ島へ向かいました。

    サント・シャペルへ向かうと、最高裁判所の立派な門がありました。
    門だけ見ると、まるでヴェルサイユ宮殿ですね。

    目的のサント・シャペルの入口はこの左手です。
    人が並んでいるのですぐにわかります。

  • サント・シャペルに並ぶ人の列。<br />途中で折れ曲がって続いています。<br /><br />サント・シャペルはミュージアム・パスが使えますが、最初にセキュリティ・チェックがあるため、チケットの有無に関わらず、まずは列に並ばなければなりません。<br /><br />列は少しずつしか進みません。<br />でもみんなおとなしく並んでいます。<br />並んでも見る価値があるということなんでしょうね。<br />結局45分ぐらい並んだでしょうか。

    サント・シャペルに並ぶ人の列。
    途中で折れ曲がって続いています。

    サント・シャペルはミュージアム・パスが使えますが、最初にセキュリティ・チェックがあるため、チケットの有無に関わらず、まずは列に並ばなければなりません。

    列は少しずつしか進みません。
    でもみんなおとなしく並んでいます。
    並んでも見る価値があるということなんでしょうね。
    結局45分ぐらい並んだでしょうか。

  • サント・シャペルは1248年、ルイ9世の命で建てられた教会で、後期ゴシックの宝石と称えられています。1991年、世界遺産に登録されました。<br /><br />まずセキュリティー・チェックがあり、その後チケット売り場があります。チケット売り場には列はできていなかったので、ここではミュージアム・パスのメリットがあまりなかったということですね。<br /><br />いったん中庭に出て進み、中庭に面したサント・シャペルの西ファサードから入ります。<br /><br />2階の礼拝堂のステンドグラスが特に有名なので、入口すぐ脇のらせん階段を上って、まずは2階へ上がりました。

    サント・シャペルは1248年、ルイ9世の命で建てられた教会で、後期ゴシックの宝石と称えられています。1991年、世界遺産に登録されました。

    まずセキュリティー・チェックがあり、その後チケット売り場があります。チケット売り場には列はできていなかったので、ここではミュージアム・パスのメリットがあまりなかったということですね。

    いったん中庭に出て進み、中庭に面したサント・シャペルの西ファサードから入ります。

    2階の礼拝堂のステンドグラスが特に有名なので、入口すぐ脇のらせん階段を上って、まずは2階へ上がりました。

  • 2階に足を踏み入れたとたん目に飛び込んできたのは、びっしりと壁面を埋め尽くす紫色のステンドグラスでした。<br /><br />うわ〜、これは素晴らしい〜!<br /><br />私も夫も思わず歓声を上げました。

    イチオシ

    2階に足を踏み入れたとたん目に飛び込んできたのは、びっしりと壁面を埋め尽くす紫色のステンドグラスでした。

    うわ〜、これは素晴らしい〜!

    私も夫も思わず歓声を上げました。

  • シャルトル大聖堂のステンドグラスを見た後では何を見ても霞むんじゃないか、なんていう心配は無用でした。<br /><br />シャルトルのステンドグラスとはまた違った圧倒的な迫力と荘厳さ。<br /><br />これは並んででも見る価値ありますよ〜。

    シャルトル大聖堂のステンドグラスを見た後では何を見ても霞むんじゃないか、なんていう心配は無用でした。

    シャルトルのステンドグラスとはまた違った圧倒的な迫力と荘厳さ。

    これは並んででも見る価値ありますよ〜。

  • ここ2階部分は王や特権階級のための礼拝堂でした。<br /><br />旧約聖書、新約聖書の場面を描いた1134ものステンドグラスがはめられているそうです。<br />

    ここ2階部分は王や特権階級のための礼拝堂でした。

    旧約聖書、新約聖書の場面を描いた1134ものステンドグラスがはめられているそうです。

  • サント・シャペルはそんなに大きな教会ではありません。<br />細長い部屋。<br /><br />ここのステンドグラスが圧倒的な迫力で迫って来るのは、細長い部屋の天井まで、背の高いステンドグラスが壁面のほとんどを埋め尽くしているからだと思います。<br /><br />ステンドグラスの面積が大きいんです。

    サント・シャペルはそんなに大きな教会ではありません。
    細長い部屋。

    ここのステンドグラスが圧倒的な迫力で迫って来るのは、細長い部屋の天井まで、背の高いステンドグラスが壁面のほとんどを埋め尽くしているからだと思います。

    ステンドグラスの面積が大きいんです。

  • ステンドグラスは光や角度の加減で赤や紫に見えたり青く見えたりします。

    ステンドグラスは光や角度の加減で赤や紫に見えたり青く見えたりします。

  • 西側のバラ窓と南側のステンドグラス。<br /><br />細長いスペースでみんな上を眺めて厳粛な空間を味わっています。

    西側のバラ窓と南側のステンドグラス。

    細長いスペースでみんな上を眺めて厳粛な空間を味わっています。

  • バラ窓アップ。

    バラ窓アップ。

  • 北側の一部は補修中で覆いがされていました。<br /><br />あまり光が当たっていない北側のステンドグラスのこの美しさを見てください。<br /><br />光が当たらなくてもこの艶、この輝き。<br />この煌めきこそまさにゴシックの宝石です。<br />パイプオルガンの音色が合いそうです。

    北側の一部は補修中で覆いがされていました。

    あまり光が当たっていない北側のステンドグラスのこの美しさを見てください。

    光が当たらなくてもこの艶、この輝き。
    この煌めきこそまさにゴシックの宝石です。
    パイプオルガンの音色が合いそうです。

  • 青い光がシャンデリアのシルエットを浮かび上がらせます。

    イチオシ

    青い光がシャンデリアのシルエットを浮かび上がらせます。

  • 入口を入ってすぐ左のステンドグラスから時計回りに聖書の物語が描かれています。<br /><br />聖書の各場面の説明を書いた案内板が設置されています。<br /><br />日本語でも書いてあるので、照らし合わせながら丁寧に一つ一つ見るのも面白いでしょう。<br />夫は読んでるみたいでした。<br /><br />私は写真一筋(笑)。

    入口を入ってすぐ左のステンドグラスから時計回りに聖書の物語が描かれています。

    聖書の各場面の説明を書いた案内板が設置されています。

    日本語でも書いてあるので、照らし合わせながら丁寧に一つ一つ見るのも面白いでしょう。
    夫は読んでるみたいでした。

    私は写真一筋(笑)。

  • 私たちはイスに腰を降ろしてしばらくこのステンドグラスをただ眺め、厳かな空間を味わいました。

    イチオシ

    私たちはイスに腰を降ろしてしばらくこのステンドグラスをただ眺め、厳かな空間を味わいました。

  • みんながサント・シャペルがいいと言う理由がわかりました。<br /><br />見に来て良かったです。<br /><br /><br />もし私が「サント・シャペルは並ばなきゃいけないみたいだし、他でもきれいなステンドグラスを見ちゃったし、それでも見る価値があるでしょうか」と相談されたら、こう答えます。<br /><br />「サント・シャペルは並んででも見られた方がいいと思いますよ」

    みんながサント・シャペルがいいと言う理由がわかりました。

    見に来て良かったです。


    もし私が「サント・シャペルは並ばなきゃいけないみたいだし、他でもきれいなステンドグラスを見ちゃったし、それでも見る価値があるでしょうか」と相談されたら、こう答えます。

    「サント・シャペルは並んででも見られた方がいいと思いますよ」

  • らせん階段を降りて1階へ。<br /><br />こちらは一般の人たちのための礼拝堂になります。<br /><br />一番奥にはルイ9世の彫像があります。

    らせん階段を降りて1階へ。

    こちらは一般の人たちのための礼拝堂になります。

    一番奥にはルイ9世の彫像があります。

  • 交差し、一点に集約する金色のアーチが美しい。<br />青い天井はまるで夜空のようです。<br />満天に散りばめられた星のように、天井や柱にはユリの紋章、フルール・ド・リスが金で描かれていました。<br /><br />1階にはショップがあって、フランス語の絵本やポーチや置き物や面白いものがいっぱいあります。

    交差し、一点に集約する金色のアーチが美しい。
    青い天井はまるで夜空のようです。
    満天に散りばめられた星のように、天井や柱にはユリの紋章、フルール・ド・リスが金で描かれていました。

    1階にはショップがあって、フランス語の絵本やポーチや置き物や面白いものがいっぱいあります。

  • 下の階も十分きれいです。<br /><br />私たちは先に上のすごいのを見てから下の礼拝堂を見たけれど、普通は先に下の礼拝堂を見てから上を見るのでしょう。<br /><br />どちらを先に見るのが良かったかはわかりませんが、私たちの見方でもそれぞれの階の良さを感じることができました。

    下の階も十分きれいです。

    私たちは先に上のすごいのを見てから下の礼拝堂を見たけれど、普通は先に下の礼拝堂を見てから上を見るのでしょう。

    どちらを先に見るのが良かったかはわかりませんが、私たちの見方でもそれぞれの階の良さを感じることができました。

  • サント・シャペルから出て来ました。<br />前の通りは結構な大通りです。<br /><br />サント・シャペルから通りを隔てて向かい、右側の建物はパリ警視庁です。<br /><br /><br />まだ時間がたっぷりあるので、ノートルダム寺院へも行ってみることにしました。<br />ノートルダム寺院までは歩いてすぐです。

    サント・シャペルから出て来ました。
    前の通りは結構な大通りです。

    サント・シャペルから通りを隔てて向かい、右側の建物はパリ警視庁です。


    まだ時間がたっぷりあるので、ノートルダム寺院へも行ってみることにしました。
    ノートルダム寺院までは歩いてすぐです。

  • ノートルダム寺院へやって来て、これは北側です。<br /><br />ミュージアム・パスを持っているので塔とクリプト(地下聖堂)が見られます。<br /><br />すいていれば塔へ登りたいと思って塔への入口がある北側へやって来たんですが、あまりに大勢が並んでる。<br /><br />これは1時間ぐらいかかりそう。<br />塔へ登るのはやめておきました。

    ノートルダム寺院へやって来て、これは北側です。

    ミュージアム・パスを持っているので塔とクリプト(地下聖堂)が見られます。

    すいていれば塔へ登りたいと思って塔への入口がある北側へやって来たんですが、あまりに大勢が並んでる。

    これは1時間ぐらいかかりそう。
    塔へ登るのはやめておきました。

  • 反対側へ回ってノートルダム寺院を南から見たところ。

    反対側へ回ってノートルダム寺院を南から見たところ。

  • 最後に西側ファサード。<br /><br />パリのノートルダム大聖堂(ノートルダム寺院と呼ぶことも)は1163年に建造が始まり、今年2013年に、着工850周年を迎えます。<br /><br />着工850周年を記念して、前の広場には仮設の階段状展望台がこしらえられていました。<br />この上に上がれば地上5.5メートルの未知の高さからファサードを眺めることができるのです。<br /><br />大勢の人が階段に座ってノートルダム寺院のファサードを見ています。<br />私たちも階段の一番上に座って眺めてみました。<br />それがこの写真です。<br /><br />尖ったアーチ型の扉口の上にずらりと王たちの彫像、その上にバラ窓。<br />そしてさらに上に塔が建っています。

    イチオシ

    最後に西側ファサード。

    パリのノートルダム大聖堂(ノートルダム寺院と呼ぶことも)は1163年に建造が始まり、今年2013年に、着工850周年を迎えます。

    着工850周年を記念して、前の広場には仮設の階段状展望台がこしらえられていました。
    この上に上がれば地上5.5メートルの未知の高さからファサードを眺めることができるのです。

    大勢の人が階段に座ってノートルダム寺院のファサードを見ています。
    私たちも階段の一番上に座って眺めてみました。
    それがこの写真です。

    尖ったアーチ型の扉口の上にずらりと王たちの彫像、その上にバラ窓。
    そしてさらに上に塔が建っています。

  • ノートルダム寺院の前の石畳にあった印。<br />これはポワン・ゼロ(ポイント・ゼロ)と言い、パリから各地への距離を表す際の起点になるポイントです。<br />パリから何キロメートルと言う時、ポワン・ゼロからの距離を言うのです。<br /><br />私はポワン・ゼロの存在をすっかり忘れていました。<br />他の日本人ご夫妻が見ていらっしゃったので気づきました。<br /><br />このプレートを踏むといいと聞いていましたが、みんながコインを置いているので踏めませんでした。

    ノートルダム寺院の前の石畳にあった印。
    これはポワン・ゼロ(ポイント・ゼロ)と言い、パリから各地への距離を表す際の起点になるポイントです。
    パリから何キロメートルと言う時、ポワン・ゼロからの距離を言うのです。

    私はポワン・ゼロの存在をすっかり忘れていました。
    他の日本人ご夫妻が見ていらっしゃったので気づきました。

    このプレートを踏むといいと聞いていましたが、みんながコインを置いているので踏めませんでした。

  • 聖堂への入口は西ファサードの一番右側の扉口。<br /><br />教会への入場は無料です。<br />こちらは待つことなくすんなり入れました。

    聖堂への入口は西ファサードの一番右側の扉口。

    教会への入場は無料です。
    こちらは待つことなくすんなり入れました。

  • 「美の巨人たち」で小林薫さんがレポートしているのを見たんですけど、これら王たちの石像はフランス革命で首を切られたり多くが破壊され地下に埋められたそうです。<br /><br />それらの像は20世紀末、工事の際に偶然発見され、今はカルチェ・ラタン地区のクリュニー中世美術館に展示されているそうです。<br /><br />今ここにあるのは復元された像です。

    「美の巨人たち」で小林薫さんがレポートしているのを見たんですけど、これら王たちの石像はフランス革命で首を切られたり多くが破壊され地下に埋められたそうです。

    それらの像は20世紀末、工事の際に偶然発見され、今はカルチェ・ラタン地区のクリュニー中世美術館に展示されているそうです。

    今ここにあるのは復元された像です。

  • 2階席も入れて最大で9000人を収容するという空間。<br />ここでナポレオンの戴冠式が行われたのです。<br /><br />9000人ってコンサートホールで考えるとすごい収容人数ですよね。<br />そこまで広いようには見えないけれど、9000人が入ったら壮観だろうなー。

    2階席も入れて最大で9000人を収容するという空間。
    ここでナポレオンの戴冠式が行われたのです。

    9000人ってコンサートホールで考えるとすごい収容人数ですよね。
    そこまで広いようには見えないけれど、9000人が入ったら壮観だろうなー。

  • 祭壇のピエタ像。

    祭壇のピエタ像。

  • ここにもジャンヌ・ダルク像がありました。<br /><br />ジャンヌ・ダルクはやはりフランスの英雄なんですね。<br />どこへ行っても像を見ます。

    ここにもジャンヌ・ダルク像がありました。

    ジャンヌ・ダルクはやはりフランスの英雄なんですね。
    どこへ行っても像を見ます。

  • ノートルダム寺院のバラ窓は有名です。<br /><br />直径13メートルのバラ窓。<br /><br />直径13メートルってすごい大きさですよね<br />

    イチオシ

    ノートルダム寺院のバラ窓は有名です。

    直径13メートルのバラ窓。

    直径13メートルってすごい大きさですよね

  • これまでルーアン、シャルトル、サント・シャペルと素晴らしいステンドグラスを見ました。<br />それぞれが素晴らしかったので、その度に前のを上回ることはないだろうと思って見てきましたが、そんな考えは間違いだったと気づきました。<br /><br />どこのが一番とは言えません。<br />それぞれの良さがあって、そのたびに感動します。<br /><br />ノートルダム寺院のステンドグラスもまた大迫力です。

    これまでルーアン、シャルトル、サント・シャペルと素晴らしいステンドグラスを見ました。
    それぞれが素晴らしかったので、その度に前のを上回ることはないだろうと思って見てきましたが、そんな考えは間違いだったと気づきました。

    どこのが一番とは言えません。
    それぞれの良さがあって、そのたびに感動します。

    ノートルダム寺院のステンドグラスもまた大迫力です。

  • 聖母子像。

    聖母子像。

  • 内陣の両側の彫刻。<br /><br />キリストの生涯を描いた浮き彫りです。<br /><br /><br />見ていたら、司祭のような身なりをした方が「どこから来ましたか?」って英語で話しかけて来ました。「日本からです」と答えると、日本語で書いた説明ボードを見せてくださいました。

    内陣の両側の彫刻。

    キリストの生涯を描いた浮き彫りです。


    見ていたら、司祭のような身なりをした方が「どこから来ましたか?」って英語で話しかけて来ました。「日本からです」と答えると、日本語で書いた説明ボードを見せてくださいました。

  • 彫像がシルエットになって浮かび上がります。

    イチオシ

    彫像がシルエットになって浮かび上がります。

  • 天井から下がる照明もシルエットに。

    天井から下がる照明もシルエットに。

  • ノートルダム寺院はさすがに人気。<br />人が多かったです。<br /><br />中が混んでいたのと暗かったのとであまり写真は撮らず。<br /><br />ステンドグラスの写真ばかりになってしまいましたが、ノートルダム寺院もとても良かったです。

    ノートルダム寺院はさすがに人気。
    人が多かったです。

    中が混んでいたのと暗かったのとであまり写真は撮らず。

    ステンドグラスの写真ばかりになってしまいましたが、ノートルダム寺院もとても良かったです。

  • 再集合まではまだ時間がありますが、初めてのパリ、途中、何があるかわからないので、集合場所のオペラ・ガルニエの近くまで行っておきたい。時間があれば、集合場所近くのデパート、ギャラリー・ラファイエットをのぞいてみるのもいいよね、と早めに戻ることにしました。<br /><br />シャトレ駅まで歩く途中、橋を渡りながら左手を見ると、コンシェルジュリーが見えました。<br />手前のドームの建物の奥、シンデレラ城の塔みたいなのが建っている建物がコンシェルジュリーです。<br />フランス革命当時は「ギロチンへの待合室」と呼ばれ、牢獄となった建物です。<br />マリー・アントワネットが最後の2カ月半を過ごしたことでも知られています。

    再集合まではまだ時間がありますが、初めてのパリ、途中、何があるかわからないので、集合場所のオペラ・ガルニエの近くまで行っておきたい。時間があれば、集合場所近くのデパート、ギャラリー・ラファイエットをのぞいてみるのもいいよね、と早めに戻ることにしました。

    シャトレ駅まで歩く途中、橋を渡りながら左手を見ると、コンシェルジュリーが見えました。
    手前のドームの建物の奥、シンデレラ城の塔みたいなのが建っている建物がコンシェルジュリーです。
    フランス革命当時は「ギロチンへの待合室」と呼ばれ、牢獄となった建物です。
    マリー・アントワネットが最後の2カ月半を過ごしたことでも知られています。

  • 私たち、パリでは3回のトラブルに遭遇しました。<br />トラブルというほどの深刻なものではありません。<br />ハプニングと言った方がいいようなことです。<br /><br />ここで経験したのがその一つ目。<br /><br />私たちはシャトレ駅から地下鉄7号線に乗りました。<br />ところが乗り込んだ電車はホームに止まったまま、ちっとも出発しません。<br />変だなぁと思っているうちにどんどん人が乗って来て、電車は満員になってしまいました。<br /><br />いったい何が起こったのか?<br />2回ほど車内放送があったけど、フランス語なので何を言ってるのかさっぱりわかりません。<br />これ、まずい事態なんじゃないでしょうか?<br /><br />ただ、車内放送を聞いても誰も降りて行かないところを見ると、きっとそのうち動くのでしょう。<br />夫がわずかなフランス語の知識を絞り出して聞き取ったところでは、どうももうすぐ出発すると言ってるらしい。<br /><br />ぎゅうぎゅう詰めの電車に立ちんぼで15分は待ったと思います。<br />どうなってるのかわからないだけに不安が募ります。<br /><br />もうギャラリー・ラファイエットへ行くのは諦めました。<br />何があったのか人に聞いてみようか?<br />これ以上遅れるなら何とかしなきゃと思っていたら、ようやくベルがなって電車が動き始めました。<br />ホッ。

    私たち、パリでは3回のトラブルに遭遇しました。
    トラブルというほどの深刻なものではありません。
    ハプニングと言った方がいいようなことです。

    ここで経験したのがその一つ目。

    私たちはシャトレ駅から地下鉄7号線に乗りました。
    ところが乗り込んだ電車はホームに止まったまま、ちっとも出発しません。
    変だなぁと思っているうちにどんどん人が乗って来て、電車は満員になってしまいました。

    いったい何が起こったのか?
    2回ほど車内放送があったけど、フランス語なので何を言ってるのかさっぱりわかりません。
    これ、まずい事態なんじゃないでしょうか?

    ただ、車内放送を聞いても誰も降りて行かないところを見ると、きっとそのうち動くのでしょう。
    夫がわずかなフランス語の知識を絞り出して聞き取ったところでは、どうももうすぐ出発すると言ってるらしい。

    ぎゅうぎゅう詰めの電車に立ちんぼで15分は待ったと思います。
    どうなってるのかわからないだけに不安が募ります。

    もうギャラリー・ラファイエットへ行くのは諦めました。
    何があったのか人に聞いてみようか?
    これ以上遅れるなら何とかしなきゃと思っていたら、ようやくベルがなって電車が動き始めました。
    ホッ。

  • あー、ドキドキした〜。<br /><br />集合場所はオペラ・ガルニエの前。<br />オプショナルツアー組はすでに戻って来ていました。<br />オペラ・ガルニエの前の階段に腰を降ろしてみんなとお喋り。<br /><br />上流階級の社交場だった時代なら追い払われるところでしょうが、この階段、今はいろんな人が座り込んで休憩してるんです。<br /><br />私はお喋りに夢中。<br />買ったものを見せてもらったり。<br /><br />で、写真はこの一枚だけ。<br /><br />建物の向こうに見えた青銅の像。<br />後で調べてみたら、ヴァンドーム広場に立つナポレオンのアウステルリッツ戦勝記念碑でした。

    あー、ドキドキした〜。

    集合場所はオペラ・ガルニエの前。
    オプショナルツアー組はすでに戻って来ていました。
    オペラ・ガルニエの前の階段に腰を降ろしてみんなとお喋り。

    上流階級の社交場だった時代なら追い払われるところでしょうが、この階段、今はいろんな人が座り込んで休憩してるんです。

    私はお喋りに夢中。
    買ったものを見せてもらったり。

    で、写真はこの一枚だけ。

    建物の向こうに見えた青銅の像。
    後で調べてみたら、ヴァンドーム広場に立つナポレオンのアウステルリッツ戦勝記念碑でした。

  • 全員揃って午後6時半ジャスト、バスで東駅近くの夕食レストランへ移動します。<br /><br />これはバスの窓から見えた証券取引所。<br /><br />モンマルトルへのオプショナルツアー参加組は、例のルーブルで熱く解説してくださったガイドさんが詳しくて、狭い路地まで丁寧に案内してもらえたと、皆さん大満足の様子でした。<br /><br />もちろん私たちもオペラ・ガルニエ、サント・シャペル、ノートルダム寺院へ行けて大満足です。

    全員揃って午後6時半ジャスト、バスで東駅近くの夕食レストランへ移動します。

    これはバスの窓から見えた証券取引所。

    モンマルトルへのオプショナルツアー参加組は、例のルーブルで熱く解説してくださったガイドさんが詳しくて、狭い路地まで丁寧に案内してもらえたと、皆さん大満足の様子でした。

    もちろん私たちもオペラ・ガルニエ、サント・シャペル、ノートルダム寺院へ行けて大満足です。

  • 国鉄のターミナル駅、東駅。<br /><br /><br />自由行動組は、オペラ・ガルニエへ行った人、凱旋門やオランジジュリー美術館へ行った人など。<br />他にはショッピングを楽しまれた方が多かったようです。

    国鉄のターミナル駅、東駅。


    自由行動組は、オペラ・ガルニエへ行った人、凱旋門やオランジジュリー美術館へ行った人など。
    他にはショッピングを楽しまれた方が多かったようです。

  • 夕食は東駅の近く、地下鉄シャトー・ドー駅からすぐの所にあるレストランで。<br /><br />

    夕食は東駅の近く、地下鉄シャトー・ドー駅からすぐの所にあるレストランで。

  • 前菜は野菜のパテ。<br /><br />またまたすみませ〜ん。(^_^;<br />写真を撮る前にナイフを入れてしまいました。<br />ナイフの入れ方も私の大口が丸わかり。<br />食い気にはやってますね〜、私。<br /><br />フランスでは野菜にドレッシングがかかっているから食べやすいです。<br />こんなことわざわざ言うのは、前に行ったイタリアではドレッシングがかかってなくて、自分でオリーブオイルと塩で味付けすることがほとんどだったからです。

    前菜は野菜のパテ。

    またまたすみませ〜ん。(^_^;
    写真を撮る前にナイフを入れてしまいました。
    ナイフの入れ方も私の大口が丸わかり。
    食い気にはやってますね〜、私。

    フランスでは野菜にドレッシングがかかっているから食べやすいです。
    こんなことわざわざ言うのは、前に行ったイタリアではドレッシングがかかってなくて、自分でオリーブオイルと塩で味付けすることがほとんどだったからです。

  • メインは肉料理。<br /><br />ポークだったかな?<br /><br />飲み物の注文をウェイターさんが紙のテーブルクロスにペンで書いて行きました。<br />毎回どのテーブルで何を頼んだ、誰がいくら払うとか紛らわしいので、これ、アナログだけどいいアイデアかも。<br /><br />ツアーの場合、飲み物はテーブルで一人ずつの精算になります。<br />一人ずつ支払うのはお店としても面倒だろうと思いますが、お店側はお釣りをいっぱい用意してテーブルを回ってくれます。<br />慣れてないお店は計算が遅かったりお釣りを取りに奥へ引っ込んだりもたもたします。<br />何かもっといい方法はないのかといつも思うんですけどね。

    メインは肉料理。

    ポークだったかな?

    飲み物の注文をウェイターさんが紙のテーブルクロスにペンで書いて行きました。
    毎回どのテーブルで何を頼んだ、誰がいくら払うとか紛らわしいので、これ、アナログだけどいいアイデアかも。

    ツアーの場合、飲み物はテーブルで一人ずつの精算になります。
    一人ずつ支払うのはお店としても面倒だろうと思いますが、お店側はお釣りをいっぱい用意してテーブルを回ってくれます。
    慣れてないお店は計算が遅かったりお釣りを取りに奥へ引っ込んだりもたもたします。
    何かもっといい方法はないのかといつも思うんですけどね。

  • デザートのフルーツ。<br />缶詰めかな?<br /><br />ここで、私たち夫婦とHさんご夫妻は離団届にサインしました。<br /><br />私たちはこの後、バスでホテルへ戻らず、バトー・パリジャンでセーヌ川クルーズをしてから自力でホテルへ戻ります。<br />Hさんご夫妻はリドのショーを見に行かれるとのことで、すでに昼間のうちにシャンゼリゼ通りの劇場でチケットを買って来ていらっしゃいました。

    デザートのフルーツ。
    缶詰めかな?

    ここで、私たち夫婦とHさんご夫妻は離団届にサインしました。

    私たちはこの後、バスでホテルへ戻らず、バトー・パリジャンでセーヌ川クルーズをしてから自力でホテルへ戻ります。
    Hさんご夫妻はリドのショーを見に行かれるとのことで、すでに昼間のうちにシャンゼリゼ通りの劇場でチケットを買って来ていらっしゃいました。

  • 午後8時前、ツアーメンバーと別れて地下鉄でトロカデロヘ向かいます。<br /><br />さあ、もうひと巡り観光しますよ〜。<br /><br /><br />地下鉄プラットホームの大きなエールフランスの広告が目に留まりました。<br />富士山、金閣寺と舞妓さん、高千穂峡です。<br /><br />なんかちょっと嬉しい。<br /><br />どうして舞妓さんの写真を載せるのかな?なんて思うけど、舞妓さんが載ってるおかげでこの広告目立ちます。<br />他の駅でも見かけました。<br /><br />私たちはシャトー・ドーから4号線でストラスブール・サンドニへ。<br />9号線に乗り換えてトロカデロヘ。

    午後8時前、ツアーメンバーと別れて地下鉄でトロカデロヘ向かいます。

    さあ、もうひと巡り観光しますよ〜。


    地下鉄プラットホームの大きなエールフランスの広告が目に留まりました。
    富士山、金閣寺と舞妓さん、高千穂峡です。

    なんかちょっと嬉しい。

    どうして舞妓さんの写真を載せるのかな?なんて思うけど、舞妓さんが載ってるおかげでこの広告目立ちます。
    他の駅でも見かけました。

    私たちはシャトー・ドーから4号線でストラスブール・サンドニへ。
    9号線に乗り換えてトロカデロヘ。

  • バトー・パリジャンの乗り場はエッフェル塔の足元です。<br />昼食を取ったセーヌ川のレストランの並びです。<br />昼間、乗り場を確認しておきました。<br />チケットは日本で半額で購入済み。<br />一年間有効のチケットなので、いつでも使えて便利です。<br />って、この3日間で使わなくていつ使うのって話ですが。<br /><br />バトー・パリジャンは30分間隔で出発します。<br />20時半発に乗りたかったけれど、わずかの差で間に合いませんでした。<br />21時発のを並んで待ちます。<br /><br />やがて船が接岸しました。<br />大きな船です。<br />夫はまず地下のトイレへ(笑)。<br /><br />私たちはほとんど先頭に並んでいたので席は選り取り見取り。<br />後ろの方の屋根のない席にします。<br />船は右側通行で進むので、対岸が見やすいように進行方向に向かって左側に座りました。<br /><br />こんな大きな船、がらがらだろうと思っていたら、出発前にはすべての座席が埋まりました。<br />夜9時なんて遅い時間なのに、なんでこんなに乗って来るの?<br />中にはシスターの服装の人もいたりして、いったいどういう人たちなんでしょう?

    バトー・パリジャンの乗り場はエッフェル塔の足元です。
    昼食を取ったセーヌ川のレストランの並びです。
    昼間、乗り場を確認しておきました。
    チケットは日本で半額で購入済み。
    一年間有効のチケットなので、いつでも使えて便利です。
    って、この3日間で使わなくていつ使うのって話ですが。

    バトー・パリジャンは30分間隔で出発します。
    20時半発に乗りたかったけれど、わずかの差で間に合いませんでした。
    21時発のを並んで待ちます。

    やがて船が接岸しました。
    大きな船です。
    夫はまず地下のトイレへ(笑)。

    私たちはほとんど先頭に並んでいたので席は選り取り見取り。
    後ろの方の屋根のない席にします。
    船は右側通行で進むので、対岸が見やすいように進行方向に向かって左側に座りました。

    こんな大きな船、がらがらだろうと思っていたら、出発前にはすべての座席が埋まりました。
    夜9時なんて遅い時間なのに、なんでこんなに乗って来るの?
    中にはシスターの服装の人もいたりして、いったいどういう人たちなんでしょう?

  • 各座席にはオーディオガイドがついていました。<br />番号を入れて日本語も選べるようでしたが、器具が大きくて重いうえ、手で耳に当てなければいけないタイプ。結局面倒で使いませんでした。<br /><br />バトー・パリジャンはサン・ルイ島を回って帰って来ます。<br />9時ジャスト、暮れはじめたパリの街、1時間のセーヌ川クルーズの始まりです。<br /><br />出発してほどなく、ドゥビリー歩道橋をくぐりました。

    各座席にはオーディオガイドがついていました。
    番号を入れて日本語も選べるようでしたが、器具が大きくて重いうえ、手で耳に当てなければいけないタイプ。結局面倒で使いませんでした。

    バトー・パリジャンはサン・ルイ島を回って帰って来ます。
    9時ジャスト、暮れはじめたパリの街、1時間のセーヌ川クルーズの始まりです。

    出発してほどなく、ドゥビリー歩道橋をくぐりました。

  • 次に見えて来たのはアレクサンドル3世橋。<br /><br />パリで最も美しい橋と言われています。<br /><br />1900年、ロシアからフランスとロシアの同盟関係を記念して寄贈された豪華な橋です。<br /><br />四隅の石柱の上には金色に輝く天使とペガサスの像。

    次に見えて来たのはアレクサンドル3世橋。

    パリで最も美しい橋と言われています。

    1900年、ロシアからフランスとロシアの同盟関係を記念して寄贈された豪華な橋です。

    四隅の石柱の上には金色に輝く天使とペガサスの像。

  • 橋のあちこちに彫刻や金の装飾が施されています。

    橋のあちこちに彫刻や金の装飾が施されています。

  • 美しいアレクサンドル3世橋をもう一度見ようと振り返ったらびっくり。<br /><br />夕焼けが空を黄金色に染めていました。<br /><br />周りの乗客も次々に気がついて、感嘆の声を上げていました。

    美しいアレクサンドル3世橋をもう一度見ようと振り返ったらびっくり。

    夕焼けが空を黄金色に染めていました。

    周りの乗客も次々に気がついて、感嘆の声を上げていました。

  • 岸に見えるガラス屋根の平たい建物はオランジュリー美術館。<br /><br />オランジュリー美術館へ行ってモネの睡蓮を見たかったけれど、明日火曜は休館日、あさってもメーデー祝日で休館なんです。

    岸に見えるガラス屋根の平たい建物はオランジュリー美術館。

    オランジュリー美術館へ行ってモネの睡蓮を見たかったけれど、明日火曜は休館日、あさってもメーデー祝日で休館なんです。

  • 屋根のない席に座って良かったー。

    屋根のない席に座って良かったー。

  • おっとっと。<br />夕景に興奮してたらいつの間にか船は進んで、右手に見えたオルセー美術館。<br /><br />船の左側の席に座っているからお客さんの頭越し、船の鉄骨越しです。

    おっとっと。
    夕景に興奮してたらいつの間にか船は進んで、右手に見えたオルセー美術館。

    船の左側の席に座っているからお客さんの頭越し、船の鉄骨越しです。

  • ルーブル美術館の端が見えて来ました。<br /><br />橋はロワイヤル橋。<br />この橋をかけたのはあのルイ14世だとか。<br /><br />1689年完成のパリで3番目に古い橋、歴史的建造物に指定されています。<br />

    ルーブル美術館の端が見えて来ました。

    橋はロワイヤル橋。
    この橋をかけたのはあのルイ14世だとか。

    1689年完成のパリで3番目に古い橋、歴史的建造物に指定されています。

  • ルーブル美術館のライトアップは意外に地味。<br />なんだかシャッターチャンスもないまま通り過ぎて、これは振り返って撮った写真。<br /><br />右手がルーブル美術館です。

    ルーブル美術館のライトアップは意外に地味。
    なんだかシャッターチャンスもないまま通り過ぎて、これは振り返って撮った写真。

    右手がルーブル美術館です。

  • シテ島の先端が見えて来ました。<br /><br />白くライトアップされている橋はポン・ヌフ。<br />シテ島をはさんでセーヌ川の右岸と左岸を結んでいます。<br /><br />ポン・ヌフとは新しい橋という意味ですが、完成は1604年。<br />実は現存するパリで一番古い橋なのだそうです。<br /><br />400年間セーヌの流れに耐えて来た橋は映画の舞台にもなっています。<br />「ポン・ヌフの恋人」<br />名前はよく聞くけれど、どんな映画だったのか覚えていません。<br />見たことあったかなぁ。<br />

    シテ島の先端が見えて来ました。

    白くライトアップされている橋はポン・ヌフ。
    シテ島をはさんでセーヌ川の右岸と左岸を結んでいます。

    ポン・ヌフとは新しい橋という意味ですが、完成は1604年。
    実は現存するパリで一番古い橋なのだそうです。

    400年間セーヌの流れに耐えて来た橋は映画の舞台にもなっています。
    「ポン・ヌフの恋人」
    名前はよく聞くけれど、どんな映画だったのか覚えていません。
    見たことあったかなぁ。

  • シテ島と左岸を結ぶポン・ヌフの下をくぐります。<br /><br />川の右岸左岸と言う場合、下流へ向かって右手を右岸、左手を左岸と言います。<br />セーヌ川の場合、西が下流になるので、右岸はルーブルがある方、左岸はサンジェルマン・デ・プレやオルセーがある方になります。<br /><br />橋の側面には面白い顔の彫刻がいっぱい。<br />一つ一つ顔が違ってる。

    シテ島と左岸を結ぶポン・ヌフの下をくぐります。

    川の右岸左岸と言う場合、下流へ向かって右手を右岸、左手を左岸と言います。
    セーヌ川の場合、西が下流になるので、右岸はルーブルがある方、左岸はサンジェルマン・デ・プレやオルセーがある方になります。

    橋の側面には面白い顔の彫刻がいっぱい。
    一つ一つ顔が違ってる。

  • シテ島の河岸では何か撮影をしていました。<br /><br />サン・ミッシェル橋をくぐります。<br /><br />橋に掘られた「N」の文字は予想がつきますね。<br />ナポレオンの頭文字のNです。

    シテ島の河岸では何か撮影をしていました。

    サン・ミッシェル橋をくぐります。

    橋に掘られた「N」の文字は予想がつきますね。
    ナポレオンの頭文字のNです。

  • パリ警視庁。<br /><br />メグレ警視(ジョルジュ・シムノンの推理小説に登場)<br />ガニマール警部(アルセーヌ・ルパン)<br />クルーゾー警部(ピンクパンサー)<br /><br />いずれも架空の人物ですが、次々に名前が浮かぶなんて、パリ警視庁の知名度、ある意味すごいかも。

    パリ警視庁。

    メグレ警視(ジョルジュ・シムノンの推理小説に登場)
    ガニマール警部(アルセーヌ・ルパン)
    クルーゾー警部(ピンクパンサー)

    いずれも架空の人物ですが、次々に名前が浮かぶなんて、パリ警視庁の知名度、ある意味すごいかも。

  • そしてノートルダム寺院。<br /><br />夕暮れに浮かび上がる姿は存在感たっぷり。

    そしてノートルダム寺院。

    夕暮れに浮かび上がる姿は存在感たっぷり。

  • あー、これは見覚えがある眺め。<br />ノートルダム寺院と言えば、こちら側からの眺めが有名ですよね。<br /><br />昼間こちら側を見ることができなかったので、ここで見られて良かった。<br /><br />船からなんで、ちょっと位置が低いのが残念です。

    あー、これは見覚えがある眺め。
    ノートルダム寺院と言えば、こちら側からの眺めが有名ですよね。

    昼間こちら側を見ることができなかったので、ここで見られて良かった。

    船からなんで、ちょっと位置が低いのが残念です。

  • フライング・バットレス(ゴシック様式の高い建物を支えるために外側につけた梁)が何本も大きく張り出して、夜見ると凄みがあります。

    フライング・バットレス(ゴシック様式の高い建物を支えるために外側につけた梁)が何本も大きく張り出して、夜見ると凄みがあります。

  • サン・ルイ島を過ぎたところで船はブウォーっと方向転換。<br /><br />今度は右岸に沿って戻ります。

    サン・ルイ島を過ぎたところで船はブウォーっと方向転換。

    今度は右岸に沿って戻ります。

  • セーヌ右岸とサン・ルイ島を結ぶマリー橋。

    セーヌ右岸とサン・ルイ島を結ぶマリー橋。

  • パリ市庁舎。

    パリ市庁舎。

  • 左手にはシテ島のコンシェルジュリー。

    左手にはシテ島のコンシェルジュリー。

  • シテ島を過ぎて、左手にフランス学士院。<br /><br />名前は聞いたことがあるけれど、その実、どういうところなのかよく知りません。<br />アカデミー・フランセーズ、芸術アカデミーなどで構成されている学術団体で、ここは智と芸術の殿堂と呼ばれているらしいです。<br /><br />

    シテ島を過ぎて、左手にフランス学士院。

    名前は聞いたことがあるけれど、その実、どういうところなのかよく知りません。
    アカデミー・フランセーズ、芸術アカデミーなどで構成されている学術団体で、ここは智と芸術の殿堂と呼ばれているらしいです。

  • 左手にオルセー美術館。

    左手にオルセー美術館。

  • オルセーを過ぎるとライトアップされたエッフェル塔が見えました。<br /><br />これが見たかったんです。<br />この時期、日が暮れるのが遅いので、バスでホテルへ帰ったのでは見られなかった。<br /><br />全体が金色に輝いて、先端からはサーチライトが夜空をぐるぐる照らしています。

    オルセーを過ぎるとライトアップされたエッフェル塔が見えました。

    これが見たかったんです。
    この時期、日が暮れるのが遅いので、バスでホテルへ帰ったのでは見られなかった。

    全体が金色に輝いて、先端からはサーチライトが夜空をぐるぐる照らしています。

  • バトー・パリジャンの船着き場へ戻って来ました。<br /><br />エッフェル塔のライトアップを見せながら、船はゆっくりと向きを変えて接岸します。

    バトー・パリジャンの船着き場へ戻って来ました。

    エッフェル塔のライトアップを見せながら、船はゆっくりと向きを変えて接岸します。

  • 午後10時。<br />エッフェル塔を見つめる私たちの目の前で、突然白いキラキラが点滅し始めました。<br />シャンペン・フラッシュだ!<br /><br />「わぁ〜!」<br />みんな歓声。<br />拍手をする人も。<br /><br />「マダム&ムッシュー、本日はバトー・パリジャンにご乗船いただきましてありがとうございました。またのお越しをお待ちしています」みたいな放送と音楽が流れます。<br />船もにくい演出をやってくれますね。<br /><br />これを見るためにこの便はこんなに混んでいたのかもしれないなと思いました。<br /><br />シャンペン・フラッシュに限って言えば、右側の席が良かったかも。<br />左側からだと船の梁が邪魔です。

    午後10時。
    エッフェル塔を見つめる私たちの目の前で、突然白いキラキラが点滅し始めました。
    シャンペン・フラッシュだ!

    「わぁ〜!」
    みんな歓声。
    拍手をする人も。

    「マダム&ムッシュー、本日はバトー・パリジャンにご乗船いただきましてありがとうございました。またのお越しをお待ちしています」みたいな放送と音楽が流れます。
    船もにくい演出をやってくれますね。

    これを見るためにこの便はこんなに混んでいたのかもしれないなと思いました。

    シャンペン・フラッシュに限って言えば、右側の席が良かったかも。
    左側からだと船の梁が邪魔です。

  • シャンペン・フラッシュは、ライトアップ後、毎時ちょうどから5分間行われます。<br /><br />この時期、日が暮れるのが遅いので、夜10時にならないと見ることができません。<br /><br />毎時きっかり夜10時、11時・・・1時までやるようです。<br />あまり遅くなるとホテルへの帰りの道が心配なので、この回に見られて良かったです。

    シャンペン・フラッシュは、ライトアップ後、毎時ちょうどから5分間行われます。

    この時期、日が暮れるのが遅いので、夜10時にならないと見ることができません。

    毎時きっかり夜10時、11時・・・1時までやるようです。
    あまり遅くなるとホテルへの帰りの道が心配なので、この回に見られて良かったです。

  • 華やかにライトアップされたエッフェル塔を見ながら帰ります。<br /><br />ピカピカ光るエッフェル塔の置き物をいっぱいぶら下げた違法の物売りが何人もうろうろしていますが、それには目もくれないようにしてイエナ橋を渡ります。

    華やかにライトアップされたエッフェル塔を見ながら帰ります。

    ピカピカ光るエッフェル塔の置き物をいっぱいぶら下げた違法の物売りが何人もうろうろしていますが、それには目もくれないようにしてイエナ橋を渡ります。

  • シャイヨー宮から見たエッフェル塔。<br />昼間も同じ場所から見たけれど、夜はまた雰囲気が変わります。<br /><br />この日はルーブル美術館へ行ってバスで市内観光、午後からはオペラ・ガルニエ、サント・シャペル、ノートルダム寺院を見て、夜はセーヌ川クルーズ。<br />一日で非常に充実した観光ができたと思います。<br /><br />エッフェル塔のライトアップの余韻に浸りながらトロカデロから地下鉄9号線、8号線と乗り継いでホテルへ帰りました。<br />シャラントン・エコール駅からホテルまでの道のりはお店も閉まっていて、ちょっとびくびくしながら歩いたけれど、別に怖いこともありませんでした。<br /><br />ホテルへ着いたのは11時を過ぎていたと思います。<br />本日の歩数19952歩。<br /><br /><br />明日はツアーでヴェルサイユ宮殿へ。<br />午後からはフリータイムでオルセー美術館と凱旋門へ行くつもりです。<br /><br />ヴェルサイユへ向かう道中ではこの旅行最大のハプニングが待っていました。<br />バスが警察のランダム検問に引っかかり足止めを食って、ヴェルサイユ宮殿観光はなんと2時間遅れ。<br />そのうえメーデー(祝日)前日のヴェルサイユ宮殿はルーブル美術館の休館日とも重なって激混み。<br />大変な観光となりました。<br /><br />その様子は次の旅行記で。<br /><br />(美しき北フランス8日間<10>ヴェルサイユ宮殿編へ続く)<br />http://4travel.jp/traveler/amber637/album/10783893/

    イチオシ

    シャイヨー宮から見たエッフェル塔。
    昼間も同じ場所から見たけれど、夜はまた雰囲気が変わります。

    この日はルーブル美術館へ行ってバスで市内観光、午後からはオペラ・ガルニエ、サント・シャペル、ノートルダム寺院を見て、夜はセーヌ川クルーズ。
    一日で非常に充実した観光ができたと思います。

    エッフェル塔のライトアップの余韻に浸りながらトロカデロから地下鉄9号線、8号線と乗り継いでホテルへ帰りました。
    シャラントン・エコール駅からホテルまでの道のりはお店も閉まっていて、ちょっとびくびくしながら歩いたけれど、別に怖いこともありませんでした。

    ホテルへ着いたのは11時を過ぎていたと思います。
    本日の歩数19952歩。


    明日はツアーでヴェルサイユ宮殿へ。
    午後からはフリータイムでオルセー美術館と凱旋門へ行くつもりです。

    ヴェルサイユへ向かう道中ではこの旅行最大のハプニングが待っていました。
    バスが警察のランダム検問に引っかかり足止めを食って、ヴェルサイユ宮殿観光はなんと2時間遅れ。
    そのうえメーデー(祝日)前日のヴェルサイユ宮殿はルーブル美術館の休館日とも重なって激混み。
    大変な観光となりました。

    その様子は次の旅行記で。

    (美しき北フランス8日間<10>ヴェルサイユ宮殿編へ続く)
    http://4travel.jp/traveler/amber637/album/10783893/

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この旅行記へのコメント (6)

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  • サウスピーチさん 2013/07/17 11:37:32
    素晴らしかった自由行動の午後!
    ニッキーさん、こんにちは!

    もう少しゆっくりのペースで拝見しようと思っていたのですが、どうにも続きが早く見たくなってしまい、
    やって来てしまいました^^; 自分のパリ旅行記は書く気が全然進まないけど、
    人の旅行記だと拝見しててめっちゃ楽しいんですよね〜♪

    今回はいつにも増して、どの写真も素晴らしいですね! 多分、ツアーの団体行動中は、
    時間がなくてささっとしか撮れなかったのが、この日の午後は自由行動ということで、
    ニッキーさんの思うように撮れたのではないでしょうか。

    オペラ座の正面からの写真、分かります。 何か邪魔なものがあったりすると、全体の景観が損なわれるので、
    写真を撮る気が失せるんですよね。 私もよくやるパターンなのですが、後で考えると、それも結局は
    自分が経験した旅の思い出なのだから、撮ってくればよかった・・・と思うんですよね〜。
    今回私も、いっぱい撮り損なった写真ありますよ〜。(><)

    地下鉄、楽しまれたようですね〜♪ あはは、ドアを勇んで早く開けすぎて、まだ電車が完全停止していなかった?
    いや、これは通のやることです! ニッキーさんもいまや立派なパリジェンヌですよ!(笑)

    サント・シャペルは並びましたね〜。 普段はこんなに混んでるんですね。
    シャルトル大聖堂のステンドグラスで感動した後だったので、ここに行く価値があるのか心配されていたようですが、
    (ニッキーさんが迷われている時、思わず「お願い! 絶対に行くことにして〜!」と力がはいりましたw)
    実際に目にした後、“素晴らしい〜”と叫ばれている様子を読んで、「ほれ、見たことか!」と思いました。(爆)
    (←なぜか自慢げな私w) 今のところはステンドグラスに関しては私のナンバーワンの場所なので、
    ちょっぴり嬉しかったんです。(*^^*) 

    ステンドグラスはどれも綺麗に撮れていますね〜。 特にバラ窓のアップはめっちゃ綺麗だし、この大きさのアップ度、
    グッドアイディアです♪ とってもいい写真です。

    セーヌ川クルーズもいい時間に乗りましたね。 1つ前のに間に合わなくて良かったかも。 夕日もあんなに綺麗に見えたし、
    最後にはエッフェル塔のシャンペンフラッシュが目の前に! ニクイ演出ですよね。

    この日は本当に充実した1日でしたね。 同じ時期にパリに行ったのに、風景が美しすぎて、
    まるで違う場所の話のような気さえしましたw  ツアーですが、自由行動やツアーから離脱までされて、
    個人旅行の自由さ、自分の足で歩く楽しさを経験されたようで良かったですね♪
    さすがニッキーさん! ツアーだけど、それだけじゃ終わらない!(爆)

    それでは、また!

    サウスピーチ :)

    ニッキー

    ニッキーさん からの返信 2013/07/18 00:07:57
    RE: 団体とフリーの両方の良さを生かせた日になりました
    私、サウスピーチさんがパリ編を出すのを待ってるんですよー。サウスピーチさん、クチコミは一生懸命書いてらっしゃるのに、旅行記はぱったり止まっちゃってるじゃありませんか(笑)。

    書く気が起きない時、どう展開させたらいいかわからない時などあるけれど、何か一つの取っ掛かりからパーッと先が開けたりするから不思議ですよね。その取っ掛かりが私の場合、素直なその時の気持ちを書くことだったり、面倒な歴史上の調べをきちんとすることだったり。ああ、これが書くのを妨げてたんだと後で発見することが時々あります。

    幸い私たちの旅行記は締め切りがないので、私みたいに圧力をかける意見は無視し(すみませんねー)て、マイペースでどうぞ。いつ書いても良し、順番どおりでなくても良し、封印するのもあり。それが個人のブログですからね。

    では、私の旅行の話。
    この日は3日間のパリ観光のうち、一番充実した日でした。後の2日はこんなにうまくは行きませんでした。

    サントシャペルへは行って良かったです。サウスピーチさんが「ほらね、言ったとおりでしょ」みたいに誇らし気なのがわかります。一度知ってしまうと、伝道師のように皆に広めたくなりますね。

    それにしても並びました。45分。でもね、周りの人が皆おとなしく並んでいるから、きっと並ぶ価値があるんだろうって待てました。待ってる間の人間観察もおもしろかったし。

    > 自分が経験した旅の思い出なのだから、撮ってくればよかった・・・と思うんですよね〜。

    そうなんですよ〜(泣)。帰国して写真をチェックしたら、遠くから撮った1枚しなかったんです。オペラ座撮るの忘れた〜って、かなりショックでした。たとえ邪魔な物が写って絵にならなくても、大切な旅の思い出になるはずなのに。

    私がよくやってしまう失敗は単体アップばかり撮ってその周辺の写真を忘れること。たとえば武家屋敷の門のアップは撮っても、通りの写真を撮り忘れる。どちらかと言うと、全体写真を撮っておいた方が後で思い出が蘇りやすいですよね。今回もノートルダム寺院はステンドグラスばかり撮って、身廊とか祭壇とかろくに撮ってないのが残念です。人が多いとか暗いとかで撮る気にならなかったんですけど、後でどんな所だったのか思い出すにはやっぱり引いて撮った写真が欲しいです。

    パリの地下鉄のドア開けは面白かったです。最初の頃、どうしても自分が開けなきゃいけないことがあって(ドアを開けたことがないのに、私たちしか降りない)、開かなかったらどうしようってすごく緊張しました。

    > セーヌ川クルーズもいい時間に乗りましたね。 1つ前のに間に合わなくて良かったかも。 夕日もあんなに綺麗に見えたし、

    夕日とシャンペンフラッシュ。やっぱりそのせいで21時発の便は1座席も空きがないほどの人気ぶりだったんでしょうか。みんなよく考えてますねー。でも後で考えてみると、一本前のに乗って復路で夕暮れを見て、下船してシャイヨー宮からシャンペンフラッシュを見る手もあったなと。せっかくのシャンペンフラッシュも、船に乗ってると船が動くので写真がキツいんです。トロカデロで迷って20時半のに乗り遅れたから仕方がないんですけどね。完璧に行かないのが旅というものですよね。

    それより、サウスピーチさんとこんな話ができるのが嬉しい〜。旅の通になったみたいで。団体旅行だけならこんな話もできなかったでしょうから。

    この翌日は夕方から雨になったので、凱旋門には登ったもののライトアップも見ず、シャンゼリゼでウィンドーショッピングをしたのにその写真も撮らず、あっさりホテルへ帰ってしまいました。いつも私につき合ってくれてる夫にちょっと気を使いました(笑)。ま、私一人のペースで行くと暴走しますから、これぐらいがちょうどいいのかもしれません。その点、めいっぱい頑張ったこのパリ一日目が一番私らしい旅だったような気がします。

    ニッキー

    サウスピーチ

    サウスピーチさん からの返信 2013/07/18 11:19:14
    RE: RE: ニッキーさんの圧力に負けました・・・w
    ニッキーさん、こんにちは〜♪

    > クチコミは一生懸命書いてらっしゃるのに、旅行記はぱったり止まっちゃってるじゃありませんか(笑)。

    ったくぅ、しょーがないなぁ・・・。 あんまりプレッシャーかけるんで、先ほどパリの1日目を出してきましたよ!
    って、プレッシャーというのはウソですけど(笑)、仕上げることができた理由は・・・↓

    > 書く気が起きない時、どう展開させたらいいかわからない時などあるけれど、何か一つの取っ掛かりから・・・

    実はですね、前回のニッキーさんのルーブル編を拝見していたら凄く楽しくなっちゃって、その後、よーし!と
    パリの旅行記を作成する意欲が出てきて、一気にやり始めたんです。 そして、その後、またちょっと煮詰まった時に、
    ルーブルの続きが気になっていたこともあって、昨日、この旅行記を拝見したら、また楽しくなって
    俄然やる気が起こって、一気に旅行記を仕上げました。
    いや〜、本当にニッキーさんのお陰なんですよ〜♪ 何なんでしょうね? (笑)
    だから、今回の私の“取っ掛かり”はニッキーさんの旅行記だったんです♪ ありがとうございました〜w

    > 私がよくやってしまう失敗は単体アップばかり撮ってその周辺の写真を忘れること。

    うわぁ〜、一緒だ。(爆) 私もこれはよくやって、後で後悔することが多いです。
    もしかして、うちらだけですかねぇ?(笑) 普通は、全体の写真から撮りますよね?

    > 開かなかったらどうしようってすごく緊張しました。

    これね、私も思いましたけど、ドアを開けるのにまごまごしていると、いつも助けてくれる人が現れますw
    だから、大丈夫ですよ。 この「自分で開けるドア」に慣れると、それが何か楽しくなっちゃって、1号線だったかな、
    全て自動でドアが開いちゃうんで、何となくつまんないんですよねぇ・・・(苦笑)。

    > 夕日とシャンペンフラッシュ。

    実は、私の両親もこの時間に乗ったようです。 彼らが行った4月のこの日は、久しぶりの快晴で、気温も25度!
    かなり暑かったそうです。 夕日も真っ赤で美しく、シャンペン・フラッシュにも感動したと言っていました。

    > でも後 で考えてみると、一本前のに乗って復路で夕暮れを見て、
    > 下船してシャイヨー宮からシャンペンフラッシュを見る手もあったなと。

    なるほど! ニッキーさんも御自分で旅行をあれこれと計画されるだけあって、
    色々とアイディアが浮かびますねぇ! さ・す・が♪

    > シャンゼリゼでウィンドーショッピングをしたのにその写真も撮らず、あっ さりホテルへ帰ってしまいました。

    今回は私も少しだけショッピングをしましたが、店内の様子だとか商品の綺麗な陳列だとか、全く撮ってないんですよねぇ。
    撮る時は、狂ったように(夫曰く、私は正に「マニアック」だそうですw)撮りまくるのに、全く何も撮っていない
    空白の時間がどの都市でもあるんですよね・・・。 何なんでしょうねぇ、これって。(笑)
    ただ、ショッピングはもういいです・・・。 懲り懲りw

    > いつも私につき合ってくれてる夫にちょっと気を使いました(笑)。

    やっぱりどうしてもそうなりますよね。 例え、「大丈夫だよ。」とか言われても、
    こちら側としては、やっぱり気にしざるを得ない、というか、気になる。 だから、一人で自由に
    あっちフラフラこっちフラフラしながら写真を撮るのとは違いますよね。

    > その点、めいっぱい頑張ったこのパリ一日目が一番私らしい旅だったような気がします。

    私は最後の3日目だったかな・・・。 なぜか・・・は一目瞭然ですよ! 理由は旅行記で!

    それでは、また!

    サウスピーチ :)

    ニッキー

    ニッキーさん からの返信 2013/07/19 01:05:46
    RE: RE: RE: おお、アップしましたね。
    サウスピーチさん、さっき行ってパリ初日編見て来ました〜♪

    感想は後ほど。とにかく(祝)完成!

    > だから、今回の私の“取っ掛かり”はニッキーさんの旅行記だったんです

    ええーっ、それは光栄です。
    何が効いたのかわかりませんけど、そう言ってくださって嬉しいです。

    私もサウスピーチさんに書くよう圧力をかけてたのは、サウスピーチさんが書くパリ旅行記を見てから自分のオルセー・凱旋門編をアップしようと思ったからなんです。
    どこかでサウスピーチさんの旅行記からヒントをもらいたかったのかもしれません。

    さっき見に行ってみたら、サウスピーチさんさすが2度目らしく、初日はパリ中級コースのようなところへ行ってましたね。ことごとく外す、みたいな初日(笑)。でも読んでてそんなに悪いと感じないのは、きっとサウスピーチさんの語り口のせいでしょうね。旦那様寒そう、とは思いましたけど。

    ご両親が実に楽しそうに旅行されていて、それが良かったです。私、自分たち夫婦は少々運の悪い旅行をしても耐えられます。両親や息子たち、妹らが良い旅をしてくれることが一番嬉しいです。

    >1号線だったかな、全て自動でドアが開いちゃうんで、何となくつまんないんですよねぇ・・・(苦笑)。

    あ、そうなんですか。
    私が乗った車両は全て手動だったので、パリの地下鉄は全部手動でドアを開けるのだと思ってました。旅行記の記述をちょっと訂正しておきます。全部が手動ってわけじゃないというふうに。

    > 私は最後の3日目だったかな・・・。 なぜか・・・は一目瞭然ですよ! 理由は旅行記で!

    おおー、それは楽しみですー。ヽ(^。^)ノ

    ニッキー
  • ねいちゃさん 2013/07/12 00:30:49
    こんばんわー。
    週末近くしか来られないねいちゃです。
    この旅行記は数日前に読ませていただいていたのですが
    ようやくコメントを残せますねぇ〜。
    もうすぐ暇になるハズなので、即レスと行きたいところです。(笑)

    で、やっぱり・・・いいなぁぁぁぁ。
    フランス旅行で行ってない所ばっかり見てるじゃないですか。
    行ってない私が悪いのですけれど・・・。
    オペラガルニエ・サントシャペル・ノートルダム・・・おまけにセーヌ川クルーズにシャンペンフラッシュまで。。。
    贅沢な旅行となりましたね、楽しかったでしょうねぇ。
    目を輝かせているニッキーさんのお顔が見えてくるようです。
    あ、まだお会いしたことなかったですね。(笑)

    ニッキーさん、良い写真ばかりじゃないですか。
    エッフェル塔にしろ、ステンドグラスにしろ、ちゃんとしっかり撮れてます。デジカメなんでしょう?
    暗い所でも多少のブレはあったにしろ、構図もいいですね。

    離団作戦・・・ガンガン実行してますねー、イイ感じ。
    コレ込みでツアー考えるとかなり自由度が上がりますよね、うんうん。
    私、イタリア旅行でこの技は開眼しました。(笑)
    きっとニッキーさんも欧州くらいなら、もうフリーで行けると思いますよ。
    一都市に絞って、腰落ち着けて、気儘に旅を楽しむのもいいかもね。

    ではでは〜。。。   ねいちゃ

    ニッキー

    ニッキーさん からの返信 2013/07/12 16:00:35
    RE: この日はうまく行きました。
    ねいちゃさん、お忙しい中ありがとうございます。

    > フランス旅行で行ってない所ばっかり見てるじゃないですか。

    この日はパリ3日間のうち、一番充実した日になりました。後の2日はハプニングがあったり雨が降ったりもしたので、これほどうまくは行きませんでした。

    > 行ってない私が悪いのですけれど・・・。

    その代わり、私たちの旅行では買い物がほとんどできませんでした。ねいちゃさんご夫妻が買い物を楽しまれ、カフェやレストランでゆっくりされているのは私から見ると逆に羨ましいですよ〜。プラダの財布でしたっけ?

    私も夫も買い物が苦手。買い物より観光派なので、いつもひたすら観光しまくる旅になってしまうんです。もう少し肩の力を抜いて、バランスよく旅行できればいいんですけどね。

    > 目を輝かせているニッキーさんのお顔が見えてくるようです。

    わはは〜、わかりましたか?初めてのパリ、見るものすべてが新鮮でお上りさん状態。きっと目が輝いていたと思います。

    写真はコンパクトカメラです。4トラの画面ぐらいならコンデジ写真でもあまり目立ちませんけど、良いカメラで撮られた方のを見せてもらうと、腕の差もあって違いは歴然。Hさんご主人がモンサンミッシェルの夜景を見事に撮ってらっしゃったので、ISO感度1600ぐらいですか?と聞いたら、いえいえそんなもんじゃ、6400ですよって(恥)。私のコンデジはISO-3200までしかできません。それもISO感度を上げると写真が荒れるので、いいとこ800ぐらいまでしか上げられませんでした。新しいデジイチなんかは6400ぐらいはほとんど問題ないみたいですね。

    カメラ教室の先生にはいくら良い写真でも意図的な場合を除いてブレ写真だけはどうしようもないと言われてるんですけど、旅行記だからずうずうしくブレ写真も載せちゃってますけどね。

    カメラ教室はステップ?に通い始めました。というと偉そうに聞こえるかもしれませんが、基礎講座なので、クラスメイトは本当に初心者ばかりです。これからはA4サイズで印刷するのが基本なので、更年期障害でいつもブレブレの私はますます困っちゃいます(笑)。

    「離団」ってうまく使うとすごくお得に便利に回れますね。特に都市部の交通の便の良い所では。今回夕食レストランからホテルへ帰るバスのみ離脱したんですけど、おかげでエッフェル塔のライトアップやシャンペンフラッシュが見られました。

    > 私、イタリア旅行でこの技は開眼しました。(笑)

    それはイタリア旅行もぜひぜひ拝見しなければ。インド旅行の次はそっちかな?それともペルー旅行が先かな?

    ニッキー

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